「ミニチュアストーリーズ」でスマートフォンでリアルの3D表現を追求して、そこからさらに精度をあげて、かつ軽量なデータを実現する手法がだいたいわかってきた。
まだ改善の余地はあるけど、このレベルでスマートフォンで表示できるのは実用レベルになってきたと思う。ちなみに上のドーナッツはUnityで作ってGalaxy S6で操作しているもの。下のミニチュアストーリーズと比べてみると面白いです。
「ミニチュアストーリーズ」でスマートフォンでリアルの3D表現を追求して、そこからさらに精度をあげて、かつ軽量なデータを実現する手法がだいたいわかってきた。
まだ改善の余地はあるけど、このレベルでスマートフォンで表示できるのは実用レベルになってきたと思う。ちなみに上のドーナッツはUnityで作ってGalaxy S6で操作しているもの。下のミニチュアストーリーズと比べてみると面白いです。
アカデミー賞短編映画賞にノミネートされた「Pearl」
グーグルのVRアニメ『Pearl』 VR作品初のアカデミー賞ノミネート
ミュージシャンの父と娘の物語が、車の中に固定された視点で進んでいきます。過去の記憶と現在が入れ替わりながら父と娘の成長が描かれ、VRの没入感とテンポの良さが心地いい作品です。何度も見ました。自分にも娘がいるので何度見てもウルっときます。
ただVRは感動的な作品には全く向いていないなと感じた作品で、ウルっとくるとHMDのレンズが曇るのでそのたびに外してレンズを拭かないといけないという、これはもうVRの最大の弱点だなというのを奇しくも露呈してしまってます笑
先週の「RingNinja」に続いて、GearVR向けのVRシューティングゲーム「GCLOPS」がOculus Storeのギャラリーアプリで公開されました。Oculus Store
半年前にOculus Storeに申請を出して1度リジェクトされて、そのあとApprovedされたにもかかわらず、keys onlyというステータスでストアでの公開はできませんでした。ストア公開されない理由は特に教えてもらえないので謎のままなのです。その後もエネミーのデザインをマッチョにしたり、動画を入れたり、UIを変えたりと、地道なバージョンアップを続けて、ついに12月8日に公開されました!
そもそも2016年1月にあった「Unity VR EXPO Shibuya」に出展しようと、ちょうど1年前くらいに出たばかりのGearVR向けにとりあえず作っていた射撃ゲームを全面改装しました。その射撃ゲームをテストしている姿がはたから見ていると、XMENのサイクリップスに見えたんですよね。360度見渡しながら右手でGEARVRのパッドを触って打つところとか。
GearVRだと移動ができないので、シューティングゲームはどうしても単調になってしまうのですが、そのあたりはアップデートで変えていきたいと思ってます。
それとVRだと広告モデルがまだないので、基本的に有料アプリかアプリ内課金が主流なのですが、このあたりは難しいところですね。やってみないと面白さのわからないVRこそ無料アプリで出して、広告かアプリ内課金をするというのがあっていると思うのですが、アプリ内課金の場合、追加課金をさせるだけのバリューが必要になってくるので、長時間遊べないVRでは悩み所だなと思いました。とりあえず有料アプリとして190円で出してます。
GearVR持ってる人は是非ダウンロードしてみてください。
Structure Senseor という iPhone / iPad を拡張する深度センサーをゲットしました。
とある相談を受けて深度センサーを使ったVR/ARのプロダクトを作る調査をしていました。KinectをはじめRealSenseなど深度を検出できるセンサーは結構色々と出ていて特にZEDはなかなかインパクトがあって良さげだったのですが、実はどれもモバイルでは使えなそうでした。相談は必ずしもモバイルである必要もなかったのですが、僕が考えるAR/VRはユーザーの行動に制限をさせないことが重要だと思ってます。
携帯電話とかスマホが普及したのも、デスクトップPCや固定電話を使わなくなったのも、ケーブルレスでパーソナルでユーザーの行動が自由になったからです。究極のユーザビリティというのはここなんだと思います。そしてユーザーの行動が自由になるほどよりパーソナルになっていく。スマホのVRは1人に1つはまぁ想像つかないことはないけど、RiftとかViveは基本的に1人で没入するものなのに家の中で絶対に1人1つは持たないでしょう。VRの主流は1人1台のモバイル端末に取って代わられてしまうと思います。固定電話と携帯電話、PCとスマホ、据え置きゲーム機と携帯ゲーム機みたいな感じで。
ですので僕はVR/ARももしスケールするとしたらモバイルである必要があると思ってます。現在の究極型はホロレンズですね。さすがに屋外でホロレンズは使う人を選ぶと思いますが、家の中とかオフィスの中でなら1人1台ホロレンズを使って生活する未来は想像がつかなくもないです。
そういうわけでバッカムではケーブルレスで自由なモバイルのVRが何か新しい体験を生み出せることを実証するためには現状でStructure Sensorが1番やりやすいと思ってゲットしました。